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アメリカ南部の魅力 – ブラックカレッジコネクション

ニューヨークやロサンゼルスなど大都市はいつも留学先の トップに入りますが、アフリカンアメリカンいついて学ぼうという方は、アメリカ南部に目を向けられることをお奨めします。
特に歴史的黒人大学 (Historically Black Colleges and Universities, HBCU)は南部に集中しています。
南部の入り口とも言える、バージニアは4季がありながらも温暖で過ごしやすい場所、観光地としても知られるフロリダ、 南部の急成長都市アトランタ、多くのHBCUが存在し、南部の代表とも言えるアラバマなど各場所ごとにユニークな特色をもっています。
またサザン・ホスピ タリティーと英語で表現する南部の人々面倒見のよい性格は、大都市ではなかなか見られないことでしょう。

アトランタ

新しい南部を象徴する首都とも称されるアトランタは黒人達がとても元気な場所です。
中流、上流の黒人家庭の豪邸が立ち並ぶ住宅街や、 スーツ姿の黒人ビジネスマン達が颯爽とオフィスエリアを闊歩する様子からこの街のパワーを感じずにはいられません。
そしてヒップホップアーティストのレコーディングスタジオや超有名プロデューサー達も多く住むこの街は、ミュージックビジネスのアメリカの拠点でもあります。 世界のメディアCNN、そしてコカコーラの本社などもあるアトランタ、黒人公民権運動のリーダー、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが生まれ育った アトランタ、見所も満載です。

オリンピック開催を機に整備された街中はとてもきれいです。公共交通機関も整っているので、列車やバスを利用してだいたいの場所へ移動可能なのも便利な所。
気候も温暖だし、都会なのに気さくな南部の人々の温かさも感じるアトランタは、訪れるたびに満足感でいっぱいにさせてくれます。

アトランタと成田の間の直行便もでているので、日本との往復の比較的便利。

ここアトランタには、もちろん歴史と名声のあるブラックカレッジが多く存在します。例えば、音楽やエンターテイメントを学びたいなんていうなら、ここアトランタを文句無くファーストチョイスにすべき。

アトランタにある歴史的黒人大学

  • クラークアトランタユニバーシティー
  • スペルマンカレッジ (女子大学)
  • モアハウスカレッジ (男子大学)
  • モーリスブラウンユニバーシティー

ノーフォーク(バージニア州)

日本に住む日本 人の皆さんにとって、ノーフォークという都市を知らない人も多いと思います。
でもアメリカ人たちにとっては、結構有名だったりする。
なぜならノーフォークはアメリカでも大きな海軍基地を保有する土地だから。
さらにノーフォークと接するバージニアビーチという都市はアメリカ人たちにとって、手軽な避寒地として知られていて、夏には多くの人々が訪れるのです。
フロリダのように常夏では ないけれど温暖な気候で、雪はほとんど降らない過ごしやすい場所なのです。

ヒップホップが好きな人ならば、この場所があのミッシー・エリオットやティンバランドのホームタウンであることは有名。彼らはここに自分のスタジオを構えています。最近はアトランタがヒップホップビジネスの新たな拠点になっていますが、ここノーフォークから発信されるミュージックも見逃せないのです。

それからもう1つ、ノーフォークは案外日本とゆかりのある都市だったりするのです。第二次世界大戦直後にさかのぼりますが、戦後占領下にあった日本を統制したマッカーサー元帥の棺が安置されているマッカーサー博物館が存在するのです。その博物館には天皇からの贈答品をはじめ、戦時中の日 本の軍事物資なども展示されていたりするのです。ちなみにその博物館の向かい側にあるのは、マッカーサーモールというショッピングモール。地元の人々には 少し高級なイメージのあるモールとして知られています。

勉強につかれたら、バージニアビーチにでかけて一息ついて、終末には車で3時間ほどのワシントンDCに日帰りも可能なノーフォークは、のんびりだけど不便はいやという人のライフスタイルにぴったりかも。

バージニア州ノーフォークには、ブラックカレッジにの中でも5本の指にはいる歴史の古い大学として知られるノーフォーク州立大学がある。
また、ノーフォークに接するハンプトンという都市には、ハンプトン大学というブラックカレッジが。
同じエリアにある2つの大学は、もちろん学生同士の 間にも対抗意識があったりする。 この対抗意識は特に、フットボールやバスケットボールの試合の時などに爆発。大きな盛り上がりを見せる。

バージニア州立ノーフォーク州立大学の学生達

バージニア州にある歴史的黒人大学

  • ノーフォークステートユニバーシティー(ノーフォーク市)
  • ハンプトンユニバーシティー (ハンプトン市)
  • バージニアステートユニバーシティー (ピーターズバーグ市)
  • バージニアユニオンユニバーシティー(リッチモンド市)

ワシントンD.C.

言わずと知れたアメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.。もうそれだけで、ここで学ぶ意味はあるというもの。アメリカの政治、外交を学びたい、そしてアメリカの社会問題を議論したい、そんな人にはまさにぴったりの場所。

アメリカの政治の中心地で、ブラックアメリカの現状を学ぶ。それがかなうのが、ブラックカレッジの中でも最高峰の超エリート大学、ハワード大学だ。ブラックカレッジのことを良くしらない白人層でさえも、ハワード大学の名前だけは知られている。
いわんや、アフリカンアメリカン達にとってみれば、このハワード大学というところはまさに憧れの大学。ブラックカレッジ版、ハーバード大学と言ったところでしょうか。ちょっと発音も似ていたりする・・

もちろんこの権威あるハワード大学の入学基準が厳しい事は想像に難くない。でも、どうせ学ぶならば最高峰で、そう考えるならチャレンジの価値はある。きっと他の人が経験できない貴重な何かを得ることが出来るはず。

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